2012年9月10日月曜日

今日から蔵書点検

今日から1週間、書庫の蔵書点検です。
毎年、春休みと夏休みに閲覧室(蔵書数1万8千)の点検はしてましたが、
書庫(一般書庫は約8万)は不定期でした。
でも、いろいろ規程の見直しとかで、書庫も定期的にやらなければ
ならなくなりました。
夏休みの閲覧室の点検をとりやめ、書庫を少しずつやるこにしました。
4,5年(回)で一通り終わる計算です。

で、今日から作業ですが、7門のところは通路が狭くてやりにいくいです。
 自分の立っている位置から撮った写真です。左手の書架を点検します。
正面の「環境」は今回点検範囲外。7門の前の通路は狭くてブックトラック
は通れません。




















下の写真は上の写真に写っている所から自分の立っていた場所を写したもの。
ブックトラックを入れると人が立つスペースはとても狭いです。
狭いので、書架や飛び出している本にぶつかって怪我をしたり、服を破いたり
しないように注意しながら作業します。
書庫の通路がこれだけ狭いところはなかなかないんじゃないかな。



















点検は、本についているバーコードをハンディターミナルというバーコード
リーダーを使って読むことにより行います。
バーコードは、左開きの表紙についているのと、1枚めくったところに
ついているのと、場合によっては、もっとめくった頁にあったりと
様々です。

作業の手順は、1段を3等分したうち、二山をブックトラックに載せます。
バーコードのついている左開きを上にして、1冊バーコードを読んだら
左側にひっくり返して積んでいきます。この二山をハンディターミナル
でよみ終わると、ブックトラックの右にスペースができますので、残った
もう一山を載せます。
棚が1段空になりますので、雑巾で乾拭きします。
読み終わった二山を棚に戻し、残り一山を読み、これも棚に戻して1段
終わり。

これの繰り返し。地道な作業です。
私のやり方はこんな感じですが、人によって多少違うかも。

あと、私の場合ハンディターミナルのピッピッって音が出るのが嫌なので、
音消してサイレントでやっています。バーコードを読んだ際に、赤いランプ
が一瞬消えますので、音がなくても読んだことはわかります。

書庫の本は古いバーコードのが多くて読まないものも多いです。
読まなければ、バーコードに書かれている数字をキー入力しなければ
なりませんので、なかなか進みません。

ハンディターミナルは3台あるのですが、今日は人員が少なく、フル稼働
しませんでした。

今週中に終わるか心配です。